ミャンマーの田舎には、おいらの幼いころの日本を思い出させる匂いがある。
電気も水道も十分ではない暮らしを、旅行者が勝手に「懐かしい」と言うのは身勝手かもしれない。それでも、土の道や古い車、人々の笑顔を見ると、忘れていた昔の記憶がふっと戻ってくる。そんな理由で、おいらはミャンマーが好きでした。
バンコクから空路でヤンゴンへ
陸路の国境越えは当時のおいらには難しそうだったので、バンコクから飛行機でヤンゴンへ。空港では指定額の外貨両替が必要だった記憶がある。この記事は昔の旅の記録なので、現在の制度とは違います。
市場近くの宿を取り、街をぶらぶら。日本で使われていた社名入りの中古車や、懐かしい三輪車がそのまま走っている。おいらの地元の電気屋の名前が入った車まで見つけ、「お前、こんな所まで来たのか」と笑ってしまった😁






オンボロ夜行バスでバガンへ
ヤンゴンのバスターミナルでバガン行きの切符を買った。午後に出発し、到着は翌朝。隣の席には少年が座り、車内に日本人はおいら一人。バスは見るからに年季が入り、修理要員らしき人まで同乗している。故障する前提なのか?(笑)
夜道を走り、休憩所で停まり、検問では軍服姿の人が車内を確認する。真夜中、何もない峠で休憩したとき、空を見上げると星がびっしり。おいらでも分かるオリオン座が、驚くほどくっきり浮かんでいた。
心配した故障もなく、バスは翌朝バガンへ到着。『地球の歩き方』を頼りにゲストハウスへ入る。温水シャワー付き。それだけで天国に見えた。
町じゅうがパゴダだらけ
バガンは、どちらを向いても仏塔、仏塔、また仏塔。どこから見ればよいのか分からず、馬車を一日チャーターした。車より安く、ゆっくり揺られて巡る景色には風情がある。御者はおいらではありませんwww。






有名な寺院だけでなく、住宅街や商店、学校帰りの若者たちも印象に残った。政治や貧しさを外から簡単に語ることはできない。少なくとも短期旅行者のおいらの目には、人々は日々の暮らしをたくましく送っているように見えた。
ロンジーをはいてみた
ヤンゴンで買った男性用のロンジーも試した。これまでスカートなど一度もはいたことがないが、下半身がスースーして涼しい。暑い国で多くの男性が着る理由が、身をもって分かった😁
旅の結論。
オンボロバスでも、馬車でも、無事に着けば全部が思い出。便利さだけでは残らない旅が、バガンにはありました。
※本稿は昔の旅行記を再構成したものです。当時の制度や治安状況は現在と異なります。

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