続2編  ルアンパバ-ンからエア-で女から逃げて楽園のリゾ-ト「サムイ島」に来る  にぎやかで陽気なリゾ-ト地「サムイ島」 ここでもふがいなく起きてしまったハプニング!(泣)さて、おいらはどうするの? その後更に迫る危機、進退極まったおいらは!?

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(***創作作品です!***)

「サムイ島」はラオスのルアンパバ-ンとはうって変わって、華やかなリゾ-ト地四方を海に囲まれて、昼間は観光客は海辺で甲羅干し!夜は歓楽街で...?

サムイ島で、最初にとったホテルはロケ-ションが良くない。海からやや遠いのだ。ホテルの横がすぐ海辺という初期の想像から違った。1泊目の午前中から、宿泊所探し。適度な料金で海辺のバンガロンを見つけた。広さは10畳くらいで、エアコン、バス、トイレ付き。海辺の一角がバンガロンというロケ-ションで、甲羅干しには最適。サムイ島の海岸は、昼間は甲羅干しのファランばかり。こういう風にダラダラと時間を過ごすのが、彼らにとっては最高の休暇のようだ。夜はバンコクの歓楽街には及ばないが、それなりの店もあるようだ。ちょつとルアンパバ-ンで励み過ぎて疲れていたので丁度いい。何事も過ぎたるば及ばざる😁。夕方、海岸通りの横の繁華街をなにげなく歩いていると、タイからルアンパバ-ンに行く途中のワゴンに同乗した、カップルのイスラエルの相方の娘が、一人で土産物屋で何か物色している。何気なく声を掛けると、ルアンパバ-ンで男と喧嘩別れして、ここサムイ島にやってきたと言う(多分男が浮気したな?おいらの彼女美人だろって言ってたくせに、イスラエルの男も浮気性が多いのかな😁)。おぃおぃ、おいらと同じじゃん、喧嘩別れではないが、おいらは過労別れ😁(バックパッカ-の連中は、長い旅の道中で、くっついたり別れたりすることはよくあること、分かれる時もあっさりしたものだ)。近くのカフェで雑談して、ホテルの場所教えあって分かれる。

サムイ島は初めてなので、一人旅の自由さを満喫しながら街を散策。「隣の芝生は青い」、あっちを求めるとこっちがダメになる。

翌日昼過ぎ、バンガロンでくつろいでいると、昨日のイスラエル人の娘が入り口に立っている。いい宿泊場所無いかな?とは言ってたが。おいらの宿泊所の部屋の偵察に来たようだ。しばらく部屋を偵察して、宿泊料金もリ-ズナブルということで、おいらのすぐ横の部屋を借りると言い出す。

えっ?一難去って、又……….と思わないわけではないが。今度は20代半ば、ちょつと勘弁してよ?(妄想でした😁)まぁ、それはないでしょうが、やはり前の男と別れて、少し寂しいのか?話し合い手が欲しい様子。おいらはいつもサ-ビス精神旺盛で、ジョ-ク-の連発だからな😁。(ただこれも疲れるのよ。)

おいらはイスラエルという国も、イスラエル人の気質も全く知らない。というか、今まで関心も無かったのだが。

夕方、イスラエル人の娘に誘われて、夕食にレストランへと出かける。イスラエル人は、体がデカイだけあってよく食べる。少なくともおいらの倍くらい。あんなに食べれば体も大きくなるよな、でも太らない?と変なところで感心しながら彼女の食べっぷりを観察してしまった。イスラエル人も日本文化に関心があるようで、根堀葉掘りいろいろ聞いてくる。(おいら日本史の専門家でないので、詳しいことは知らんがな)。それにしてもイスラエルの妙齢の娘と、中年の日本人のおじさん、奇妙な組み合わせ、他人からどう見られているのか?ちょつと気になるのだが、イスラエル人はそういうことは全然気にしないのか能天気に、おいらにくっついてくる。旅の恥はかき捨て!ともいうから、おいらも余り気にしないことにしよう。😁今度は同じ部屋では無いので、適度な間合いと自由もあるぞ。

彼女に聞いてみた、バックパッカ-長いの?イスラエルでは大学卒業しても、すぐには職につかないのだという。日本では、大学在学中、学校が紹介してくれる就職先が一番条件がいいことが多いから、卒業即社会人として企業勤めになるが、イスラエルでは卒業後、しばらくブラブラするのは普通とか。ブラブラしていろんな国や男を勉強してみようということかな?すぐ同棲してしまうのも、日本人としては違和感があるが、彼女らとしては大きな壁ではないような。今度はひょつとして、日本人のおじさん、研究してみようとか思っているのか?なんちゃつて。

(サムイ島いいよ!以前プ-ケットやピピ島、何度か行ったが、津波が怖いのでインド側のリゾ-トはもぅ止めた。ピピ島、最近大分復活して観光客も多くなってるようだが。津波で沢山亡くなった頃、海岸に重機で穴掘って、山のような死体埋めてる写真を見てから行く気がしなくなった。あの写真は、おいらにはショツクが大き過ぎた。みんなもぅすっかり忘れているのだろうな?)

サムイ島も季節を選んだほうがいいかも。海岸が季節によって遠浅じゃなくなっている季節がある。その辺は観光ガイド参考にしてください。オランダの大臣が、ここサムイ島に別荘持っていて、9.11の時、サムイ島でくつろいでいて国民に叱られた報道を見た。某石川県県知事みたいに。えらい人は、贅沢出来るけど、運が悪いと休暇中でも休んでいて叱られちゃう。貧乏人は責任が無いので気楽だ)

ということで、しばらくサムイ島でごろごろ怠惰なファラン(欧米人)の様な観光をしているのだが、段々イスラエル娘のFちゃんとの間隔が狭まってきてしまった。ファザコンでは無いと思うのだが?

隣のバンガロンに、Fちゃんが引っ越してきて何日目だったか?深夜、おいらは持参のノ-トパソコンでネットをやっている時、Fちゃんがバンガロンのドア-を叩く。Fちゃんは部屋に入ると、しばらくご無沙汰だったので我慢出来なかったのか、定まらない眼で微笑みながら下着を脱ぎ始める。性欲が最も盛んな年代、欲望が頭を占拠すると我慢出来なくなってしまうのだ。さすがに理性のおいらも?スッ裸のFちゃんの大きく盛り上がった胸と、水着の日焼けとの境目から白く盛り上がったお尻を見せられると、理性とは無関係に下半身が反応していく。40歳熟女のやや緩んだ太もももいいが、20代の女の硬い太ももは別の意味で更にいい。(男と女は、旅先でゆきあたりばったりの愛とロマスを楽しむ。そんな時は、理性の女神は、遠くで微笑んでいる。)

Fちゃんと一線を越えてしまうと、おいらとの関係の間合いが急に近くなる。妙に馴れ馴れしくなった。女は男を縛る。自分の部屋があるのに、しょつちゅうおいらの部屋にやってきて長時間居座る。日本と違ってここは熱帯アジア、露出度が普段でも多いのに、部屋の中ではいつもスッポンポン。「私、裸が大好き」。とか言って昼間は眠っているおいらの欲望をツンツン叩く。視覚だけでなく、おいらの股間をまさぐって楽しんでいる。おいらの股間まで独占したいのだ。そしていつも彼女を、おいらはみていないといけないのだ。彼女の挑発に負けて、おいらが覆いかぶさると、好きだ、綺麗だ!と言わないと入れさせないのだ😁。早く入れてと顔に出ているのに、「愛している!」と言わないと入れさせない。この辺が日本の女とちょつと違う。一旦少しでも入ってしまうともう凄い。豊満な肉体が大きく波打つて、全身が濡れるようにおいらを包み吸い込む。ことの後「日本人って凄くデッカイのね」と嬉しげに笑うのが可愛い。😁

そんな夜の翌日、いつものように青い空と透き通った海岸線を見ながら二人で歩いていると、「エッ!」。ルアンパバ-ンで何度も深く大きなラブメイキングをしてしまった「あの女」、そう、あの「女」が歩いているのだ。おいらは、もう遠い過去の女と思っているのに。「シマッタ」と心のなかで叫ぶ。「やぁ久しぶり!」と平静を装って声をかける。そんなおいら達を彼女は、睨みつける顔相で見る。「こりゃまずいことになった」。胸の内でおいらは呻く。

あの後、彼女はルアンパバ-ンで、おいらがチケットを購入した旅行業者を見つけだし、おいらの行き先を聞き出し、ここまでおいらを追いかけてきたようだ。恐るべし、女の執念。

このままでは、おいらを挟んで、男と女、女と女の修羅場になってしまう。おいらは地雷の女を踏んでしまったか?

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それでも、サムイ島の、どこまでも青い空は、そんな愚かな男と女達を見下ろしながら、静かに波の音を奏でて微笑んている。


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イスラエル娘と一緒に海辺を散策している時に、よりによってあのおばちゃんと鉢合わせするとは、何とも間の悪い時に出っくわしてしまったものだ。こんな所までおいらを追っかけてくるといいう事は、おいらを憎んでいるということでは無いようだ。ここは平和裏に円満に対処しなければ…😁と思案する。幸いにもイスラエル娘、Fちゃんは、この邦人おばちゃんと、どんないきさつがあったのかまでは悟られていない?Fちゃんに話し声が聞こえないように、少し離れて、おばちゃんと近況を聞いたりの立ち話。彼女も怒りが収まったのかぽつぽつと話す。おいらも連絡先だけは教える。幸い海岸の波の音に消されて、この会話の内容はFちゃんには聞こえない、だろう?Fちゃんと部屋に戻ると、根掘り葉掘りさっきの人とはどういう関係と問われる。旅先で知り合った日本人の友達、という釈明で納得してくれたかな?

その後、二人で朝食にと近くのカフェに赴く。朝食を取りながら、おいらは、ぼつぼつサムイ島を離れる時が来たようだと考える。Fちゃんも、帰国を考えているようだし。翌日おいらは近くの旅行業者に行く。次の旅先は、ベトナムの「ハノイ」にした。Fちゃんは、後2~3日サムイ島にいて、その後帰国すると言う。これでFちゃんとの短くも楽しかった蜜月の「サムイ島」の旅はピリオドを打つことになる。邦人のおばちゃんからは、その後は連絡は無かった。イスラエル娘と歩いていた様子を察してだろう?

次はベトナム「ハノイ」編が始まりますよ!

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