※この物語は創作作品です(not true)!
実在の人物・出来事とは関係ありません。おいらの妄想旅行記としてお楽しみください😁
ルアンパバーンから逃げるように飛び出したおいらが、次に降り立ったのはサムイ島。静かな古都とはうって変わり、青い海、白い砂浜、夜のにぎわい。疲れた身体を休めるには、これ以上ない楽園……のはずだった。
海辺のバンガローへ引っ越し
最初のホテルは海から遠かった。「南の島に来たのに、海が見えないとは何事だ」と、初日から宿探し。ようやく海辺の手頃なバンガローを見つけた。エアコン、シャワー、トイレ付き。昼は欧米人旅行者に交じってゴロゴロ。これぞ南国の正しい過ごし方である。
夕方、土産物屋を眺めていると、ルアンパバーンへ向かう途中で会ったイスラエル人女性Fちゃんと再会した。同行していた恋人とは別れ、一人で島へ来たという。おいらと同じではないか。こちらは「喧嘩別れ」ではなく「体力切れの逃亡」だが😁
一難去って、また一難?
翌日、Fちゃんがおいらのバンガローへ現れた。部屋と料金を確かめると、なんと隣の部屋を借りると言い出す。
えっ? 一難去って、また……。
とはいえ同じ部屋ではない。適度な距離も自由もある。二人で食事をしたり、海辺を歩いたり、日本とイスラエルの話をしたり。妙齢の外国人女性と中年のおいら。周囲からどう見えるか少し気になったが、旅の恥はかき捨てということにした。
妄想は、いつも都合よく暴走する
何日か過ぎるうち、二人の距離は少しずつ縮まっていく。深夜、Fちゃんがおいらの部屋を訪ねてきた――。
ここから先は、大人の妄想旅行記。細かな描写は南国の夜風に預けておきます(笑)。とにかく、おいらはまたしても「一人旅」の看板を下ろしかけたのである。
よりによって、あの人が!
翌日、Fちゃんと海辺を歩いていると、前方から見覚えのある女性がやって来た。ルアンパバーンに置いてきた、あの日本人女性である。
シマッタ!
おいらは平静を装って「やあ、久しぶり」。しかし相手の目は、どう見ても平静ではない。旅行会社を探し当て、おいらの行き先を聞いて、サムイ島まで追ってきたらしい。恐るべし、創作の中の女の執念。
Fちゃんには「旅先で知り合った日本人の友達」と説明した。嘘ではない。全部は言っていないだけである😁
逃げ足だけは一流
朝食を食べながら、おいらは悟った。ぼつぼつ、この島を離れる時が来たようだ。楽園のはずのサムイ島が、いつの間にか修羅場の入口になっている。
旅行会社へ行き、次の目的地をベトナムのハノイに決めた。Fちゃんも数日後には帰国するという。こうして短くも騒がしいサムイ島の物語は幕を閉じた。
今回の教訓。
一人旅で本当に必要なのは、語学力でも体力でもない。危険を察したら次の航空券を買う、素早い決断力である😁
次はベトナム・ハノイ編へ続きます。

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